梅雨のジメジメした時期になると悩まされるダニ!
梅雨~夏にかけてダニの被害に合った!という人が多のもあって、ダニは寒い時期には活動していないんだな。なんて思っている人も多いのではないでしょうか?
実は・・・
寒いからと言ってダニがいなくなる!というわけではないんですね。
ただ、いなくならなくても活動していなければ、増えることが無いんじゃないの?なんて思うかもしれません。
冬場ってダニの活動ってどうなんでしょうか?冬でもダニは活動しているのか・・・・
布団を室内干しにするとダニだらけになってしまう?!これって一体どうなんでしょうか。
更に、冬の最適湿度についても紹介いたします!
冬場もダニは活動するの?
暑い時期に活動しているイメージのあるダニですが、実は冬場でも活動しているんですよ。
それはなぜか・・・
最近の住宅は、断熱や高気密により、外が寒くても室内は冷えすぎず安定した気温や湿度を保っているんですね。
昔ながらの長屋で、隙間風がスースー入ってくるなら風通しも良くて(寒いですが)湿気も、籠もらないでしょうが、最近は暖房器具も充実してますからね。
これによりダニが冬場でも活動することができるんです。
そもそも、ダニが増えたり、活動的になるのには複数の条件が必要となってきます。
・温度が20度以上
・ほこりや、人の垢、ふけなどのエサがある
・湿度が60%以上になっている
冬場で温度が20度以上で、湿度が60%以上!
天気予報などの気温や湿度を見ると、こんなにならないでしょ?なんて思うかもしれません。
ただ、家で過ごすときに外の気温と同じ室温になっているなんてことはほとんどないのではないでしょうか。
一度、家の湿度計をチェックしてみてください。
加湿器ガンガン、窓には結露でビシャビシャ・・なんて事はありませんか?
それにエアコンやヒーターなどを使って、温かい室温にしますよね。
床暖房やカーペットを使うと、室温自体があまり高くなくても、そこに置いてあるクッションやカーペット、ラグなどは一定温度以上を保っていることになります。
これがダニが活動することのできる温度になっているんですね。
そして湿度ですが、冬場は乾燥注意報が発令されるほどに乾燥していることが多いんですが、この乾燥防止のために加湿器を使っているという人も多いですよね。
それに風邪をひいてしまったり、喉の乾燥が原因で、体調を崩してしまう原因となることもあるので、風邪防止のために加湿する人も多いんですが、加湿することでダニが活動的になってしまう。という事もあるんです。
室内干しで布団もダニだらけに?!
布団は定期的に干したり布団乾燥機を使わないと、だんだんジメっとしてきます。
冬場、布団の表面は解りにくいですが、内部はかなり湿気を帯びているんです。
本当は外に干すのが一番ですが、布団を干すのって結構めんどくさいんですよね。
そして干す場所がない!なんてこともあるかもしれません。
そして、布団を干すときには日が暮れる前に取り入れなければいけないので、出かける時などには中々できない人もいるかもしれません。
そんな時に、室内干しをするという人も多いのではないでしょうか。
それに洗濯物も、冬場は室内干しの方がよく乾くという理由から布団と洗濯物、両方を室内干しにしている家庭も多いと思います。
特に布団なら、室内用の物干し台や椅子などに掛けておくだけなので気楽に干すことができます。
実はダニを駆除するためには60度以上にする必要があります。
ただ、外に干しても60度以上になんかならないんじゃないの?と思うかもしれません。
もちろん、気温が60度以上になるなんてことはありませんが、外に干すと風を通しますので、ダニの大好きな湿気もなくなりますので、繁殖もしないのです。
どうしても室内干しだと、外に干した時のように布団の湿度を取り除くことは難しい上に、洗濯物の湿気も布団に移っていく事も多いにあります。
私は引っ越し前の家で、冬に室内干しをしている部屋があったんですけど、よく乾くので湿気も無いだろうと思っていたんです。
すると、半年くらいでカーペットの端全部に、黒カビが生えていたんです!!
室内干しは、逃げた湿気が他の繊維の奥に入り込みやすいので、布団を干していなくても、ベッドの布団が湿気を吸い込んでしまいます。
そうして湿度の残ったままの布団は、エサも沢山あり、ダニが増えるのに最適な場所となってしまいます。
ただどうしても外に干せない!という場合にはエアコンのドライ機能を使うなどすることで、部屋の湿度は高くならないで済みますが、一番良いのは浴室乾燥などを利用する事ですね。
そして外干しでも室内干しでも、干した後に掃除機をかけてダニの死がいやフンを取り除くようにしてくださいね。
といっても、掃除機で毎回布団を掃除するのは大変です。。。
そんな主婦の味方がダニ取りシート!
実は、ダニ取りに関して一番手軽で効果が高いのが、ダニ取りシートと言われているんです!
生きているダニを誘引するので、死骸をわざわざ掃除機で吸い取る手間も省けますし、手軽で楽ですよ!
毎日の家事の時間を1つでも減らしたい主婦にはピッタリの商品です!
湿度計は必ず置いて加湿を!冬の最適湿度について
ダニの繁殖が怖いからといって、加湿しないで過ごすと風邪をひいてしまうなどの体調不良となってしまうかもしれません。
乾燥は、肌のかさつきなどの肌荒れの原因ともなってしまいます。
実は、冬の最適湿度は40~60%程度と、そこまで高い湿度ではないんですね。
ですが、加湿器をガンガンに使い、窓には結露だらけ・・・なんて事もありがちです。
ダニが繁殖・活動的になる湿度は60%以上なので、それを超えないように管理すればいいんです。
そのためには、湿度計は必須です!
部屋ごとに湿度計を設置して湿度管理をするようにしましょう。
ダニが冬場でも活動するだなんて知らなかった!なんて人もいたかもしれません。
しっかり掃除をして、湿度の管理をすることでダニの活動を抑えることができますよ!
この記事へのコメントはありません。