最近話題になっているペットボトル症候群。
なんとなく聞いた事があっても、詳しい内容までは知らない。という人も多いのではないでしょうか。
今まで飲んでたから大丈夫。と思っても、やはり糖の摂取量の上限をしっかり把握する事は大切な事です。
という事で、今回は、ペットボトルについて、『何本くらい飲むと危ないのか?』『カロリーゼロ飲料なら大丈夫なのか?』この辺りについても紹介していきたいと思います。
ペットボトル症候群とは
皆さんは、ペットボトル症候群という病気があることを知っていますか?
なんとなく聞いたことがあったりしますか?
ペットボトル症候群とは、スポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることで起こってしまう急性の糖尿病のことです。
正式名は「清涼飲料水ケトーシス」といいます。
1992年、日本糖尿病学会から初めて発表され、その後、医学会でも認識が広まってきました。
そうして各メディアでも取り上げられることが増えてきたんです。
ペットボトルの飲料水って、ホント手軽に飲めますよね。
喉が渇いたら、自動販売機やコンビニ、スーパーですぐに買うことができます。
しかし、500mlのソフトドリンクのペットボトルには、約50gの糖分が入っています。
1L飲むと100gの糖分になる・・・って事ですよね。
100gって軽く言ってますけど、角砂糖にすると約20個分になるんです。
コーラーは500mlで角砂糖15個分は入っていると言われています。(>ω<)
特に夏なんかは、1日に何本も飲んでいると、気づけば沢山の糖分を摂ってしまっている。。。なんて事になっているんです。
手軽に飲めることから、知らずに1日に何本も飲んでいるという事は、たくさんのリスクがありますし、とても危険な事だといえます。
どれくらい飲んだら発症するの?
では、何本くらい飲んだら危ないのでしょう?
厚生労働省が発表している生活指針によると、1日の砂糖摂取量は40~50gです。
ということは、ペットボトルを1本飲むだけでもその摂取量になってしまします!
夏はアイスも食べてしまいますよ。
という事は、更に砂糖の摂取量が増えてしまいます。
夏の自分の生活を思い浮かべると私、糖分を摂り過ぎています・・・^^;
毎日2本以上飲むと危険信号ですね^^;
喉が渇いたら、水やお茶を飲むように心がけたいです。
ですが、たまに飲むくらいなら問題ないようですよ。
発症の確率がもっとも高まると言われているのは、1ヶ月以上、毎日1.5L以上飲んでいる場合です。
それに、それだけ糖分が入った飲み物を飲むと、急激に血糖値が上がります。
そして、何本も飲み続けると、ペットボトル症候群になる可能性が高くなっていくのです。
その症状としては、喉の渇き、倦怠感です。
これだけでは、まさか自分がペットボトル症候群だとは気づく人はいませんよね。
ですが、やたら喉が渇くというのであれば、その可能性もあるという事を、今後のために覚えておいてほしいです。
喉が渇くと更に飲んでしまいます。
どんどん糖分が含まれた飲み物を摂取すると悪化し慢性の糖尿病へとつながってしまいます。
最悪の場合、死に至ることもありますので、気を付けていかなければなりません。
カロリーゼロのジュースや飲料水なら大丈夫?
では、カロリーゼロのジュースや飲料水なら大丈夫なのでは?と考えますよね。
ですが、『カロリーゼロ』の定義が、私達がイメージしている事とは少し違っているんです。
それは、一定の基準をみなしていれば、カロリーゼロと表記できるという事なんです!
つまりゼロじゃなくてもゼロと表示できるということなんです。。。
ええっ~?!・・って感じですよね。
その一定の基準というのは、100mlあたり5キロカロリー以下であれば、カロリーゼロと表示できます。
500mlのペットボトルであれば、スティックシュガー1本分含まれていてもゼロ。と表記されています。
安心だから・・と思って飲み過ぎると、結局は沢山の糖分を摂取してしまうこととなります。
しかし、確かに糖分は普通のソフトドリンクより少ないというのは確かです。
2本以上飲んだとしても、普通のソフトドリンク1本の糖分摂取量までは到達しないので、賢く飲めば大丈夫です。
ペットボトル症候群が注目されるようになってから、各企業からはカロリーゼロの飲料水の発売が増えてきました。
カルピスにサイダー、コーラーとトップ3だと言ってもよいくらいの人気飲料水のこの3種類からもカロリーゼロが発売されています。
アクエリアスや午後の紅茶からもカロリーゼロは発売されていますよね。
この2つも人気の飲料水です。
先程の、カロリーゼロの定義なども考えながら、上手く飲料水を飲み分ければ、ペットボトル症候群の心配もいりません。
一番簡単な方法は、ペットボトル症候群の事をしっかり理解して、毎日飲みすぎなければいいのです。
この記事へのコメントはありません。