20代といえばまだまだ若いですよね。
ただ・・・20代の女性で尿もれに悩んでいるという人が意外と多くいるんです。
尿漏れというと、50代や60代など少し世代が上のほうの方が悩むもの。と思われがちです。
ただこの尿漏れは、20代の若い女性でも悩んでいるという人が少なくないんですよ。
一体どうして尿もれが起こってしまうんでしょうか?
50代や60代の尿もれとは原因が違うというのは本当なんでしょうか?
尿もれ対策も合わせて紹介いたします!
20代などの若い女性も尿もれで悩んでいる
20代など、若い女性が尿もれで悩んでいても恥ずかしいという気持ちから中々言えずにいることが多くあります。
自分だけかな?なんて思っている人もいるかもしれませんが、決して珍しいことではありません。
では、20代の若い女性が尿もれになる原因はどのようなものがあるんでしょうか?
◎無意識に起こってしまう尿もれ
尿もれは無意識に起こってしまい、尿もれをした時に気づくものです。
そんな尿もれの原因は、大きく2つあります。
腹圧性尿失禁と、切迫性尿失禁に分けられます。
この、腹圧性尿失禁というのは膀胱をささえている筋肉がゆるんでしまい、尿もれをしやすくなっている状態のことです。
このゆるみの原因は、加齢によるものと言われているんですが、実は若い方でもゆるんでしまうことがあります。
緩む原因としては、便秘、出産、肥満があります。
よく出産後に尿もれしやすくなった・・・なんて聞きますが、出産により膀胱を支える筋肉がゆるんでしまうために出産後には尿もれしやすくなってしまうんですね。
腹圧性尿失禁の場合には、くしゃみや咳などお腹に力が入った時に尿もれしやすいという特徴があります。
この切迫性尿失禁は、病気が原因で尿もれをしているという可能性が高いものです。
頻尿の方はこれが原因で尿もれをしてしまっている可能性が高く、膀胱炎が原因の場合や生活習慣、ストレスが原因となっていることもあります。
尿もれ対策について
尿もれ対策にはどのようなものがあるんでしょうか?
膀胱を支えている筋肉の、骨盤底筋が緩んでいることが原因の場合には、この部分を鍛える体操を行う事で尿もれの対策になります。
1.仰向けになり、足を肩幅にひらく。
2.膝をたて、お尻をあげて5秒ほどキープ。
3.力を抜き、1~3を繰り返し行う。
難しい動きは一切なく、寝る前などちょっとした時間で行うことのできる体操なんですが、骨盤底筋を鍛えるのに効果があると言われています。
切迫性尿失禁の場合には、病気が原因となっていることもあるため病院を受信し、原因となる病気の治療を行うのが一番です。
薬を処方される、膀胱訓練を行うなど症状に合わせた方法で治療を進めて行きます。
ストレスや疲労などが原因で、頻尿になり尿もれが起きてしまうことがあります。
そして、コーヒーやお茶など利尿作用のある飲み物を沢山飲むことで頻尿になることもあるのでこういった飲み物を飲みすぎてしまわないように注意しましょう。
冷えている飲み物よりも、常温や温かい飲み物がおすすめです。
まとめ
尿もれは衛生面でも気になるものですよね。
出かけた先で、尿もれしたらどうしよう・・・と考えていると余計にストレスが溜まってしまいます。
先にお手洗いの場所を確認しておくだけでも、気持ちが楽になるかもしれません。
そして、体操はとても簡単に行う事ができるのでぜひ試してみてくださいね。
そして、もし病気が原因の場合には早めに治療を行う事で、尿もれ対策にもなります。
なかなか尿もれが軽減しない、酷くなっている、という場合には病院を受診するようにしましょう。
この記事へのコメントはありません。