フランス旅行を計画するとき、飛行機にホテルや食事・観光にいくらぐらいかかるのだろう? 全てあわせると高くつきそう…と色々気になることがあると思います。
そこでおすすめできる節約方法があります。
旅行にかかる料金を抑えたいのであれば、航空券の安いオフシーズンの時期をねらって予約すること。
食費については、現地のスーパーで食べ物や飲み物を確保することができるので、レストランやカフェに行くより安く抑えられます。
今回は旅行の安い時期や現地でかかる食費や観光を節約しながら楽しむ方法を紹介します。
フランス旅行の安い時期は?月別で平均予算を紹介!
フランスへの旅行代金を抑えるには航空券代金のお得なシーズンに出かけることをおすすめします。
日本からフランスまでは直行便を利用して約12時間半。
距離が遠い分、当然航空券代金は高くなります。
一年の中でお得に行ける時期はクリスマス・年末年始など連休を除いた11月~2月にかけてになります。
この時期のフランスは寒く、日が落ちるのも16時ぐらいから始まるのでオフシーズンとなるんですよね。
では年間を通してどのぐらい差が出るのでしょう。
成田からパリまでエールフランス航空を利用した月別の料金が次の通りです。
(なおハイシーズンを除く平日発、平日着の最安値の料金となります。)
出発月 | 航空券代金 |
1月 | 94000円 |
2月 | 94000円 |
3月 | 142000円 |
4月 | 124000円 |
5月 | 124000円 |
6月 | 144000円 |
7月 | 174000円 |
8月 | 202000円 |
9月 | 164000円 |
10月 | 144000円 |
11月 | 110000円 |
12月 | 100000円 |
※空港税・燃油サーチャージ代金含む 2018年9月調べ
航空券は早く予約するほどお得な料金が出ていますので、日程が決まれば早く予約するようにしてくださいね。
それから旅行には航空券に加えてホテル代金がかかります。
ホテル代金も春夏のハイシーズンより秋以降冬までが、安いことが多いです。
もしパリ市内に宿泊予定であれば中級ホテルで1泊平均13000円~20000円ぐらい見ておくと良いでしょう。
1泊10000円以下の安いホテルは治安が悪い地域に位置していることがありますので、特に女性にはおすすめできません。
ホテル代金は節約しすぎず、食費など他の費用をおさえるようにしましょう。
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移動の交通費や食費を抑える為には?
フランスへの航空券やホテルは決めたものの、現地に着いてからの移動の交通費や食費など、目に見えないお金は意外にかかるものです。
これらの費用はできるだけ抑えたいところですよね。
パリ・シャルルドゴール空港からパリ市内までバスを利用すると良いでしょう。
所要約1時間で料金は片道11.5ユーロです。
空港内のロワッシーバス乗り場から乗り、パリ市内の中心地オペラ座で降りれます。
約15分から30分間隔の運行で、チケットは空港の自動券売機かバスの運転手から購入できますよ。
タクシーで移動する場合、50~55ユーロ程かかりますのでバス移動の方が断然お得です。
電車で移動もできますが、治安が悪いことで有名な路線ですのでおすすめできません。
移動の都度切符を買うのは手間がかかり高くつくことがあります。
そこでおすすめなのが「Navigo Decouverte」(ナヴィゴ デクーヴェルト)というカード。
SuicaやICOCAの様に利用できるICカードです。
カードを作るには写真2.5センチ×3.0センチの顔写真1枚と発行手数料5ユーロが必要となります。
少し面倒くさく感じるかもしれませんが、旅行前に写真は用意しておけば、あとは現地で簡単に手配出来ますし、乗り降り自由なので旅行の際はぜひ利用してくださいね!
駅の券売機で5ユーロを支払い、出てきた券を窓口に出すとカードを発行してくれます。
1週間ぐらいの旅行であれば、1週間用ゾーン1~5までの一律料金22.80ユーロのタイプ(2018年9月現在)を券売機でチャージして利用してください。
乗り降り自由のタイプなので、パリ市内や郊外までゾーン内の色々な場所に観光へ出かけるのに便利なカードです。
そして食費を抑えるためにおすすめしたいのは現地のスーパーを利用することです。
スーパーにはサンドウィッチや出来合いのパスタやサラダ、チーズやヨーグルトなどが売っています。
いくつかスーパーはあるのですが、有名どころはモノプリ、フランプリ、カルフール・エクスプレス。
これらはパリ市内にも点在しているので街歩きをしていると見つけることができます。
他にパン屋を利用するのも良いでしょう!
スーパーよりは高くなりますが、おいしいパンを手に入れることが出来ます。
クロワッサンやサンドウィッチなどパン以外にもエクレアやタルトケーキにマカロンなどフランスならではのおいしいデザートも一緒に購入できますよ。
フランスではレストランを利用すると、最低でも30ユーロぐらいはかかります。
買うものにもよりますが、スーパーやパン屋の利用では15ユーロぐらいまでで済ませれるでしょう。
普段フランス人がどんなものを食べて生活しているのかが分かりますし、なかなか興味深いですよ!
1日の予算はいくら?安くて楽しめる観光地も紹介!
フランスで滞在するとき、1日どのくらいのお金で足りるのだろう?と気になりますよね。
何を食べてどこに行くのか。。。
それは人それぞれだと思いますが、大体1日50~80ユーロぐらいを考えておくと良いでしょう。
これは食費と施設への入場料など観光費用をあわせた金額で、交通費や宿泊費やお土産代は別途かかると考えてくださいね。
でも出来るだけ食費や観光費用を抑えて楽しみたいですよね。
例えばパリのエッフェル塔を見ながらピクニックなどいかがでしょう。
エッフェル塔のふもとには公園があり、天気の良い日にはパリジェンヌも旅行客もみんなパンやチーズ、ワインを持ち込んでエッフェル塔を見上げながら楽しんでいます。
また夜に訪れるとゴールド色に輝いた塔のライトアップが見れますよ。
写真映えは間違いなしです。
それからフランスの世界遺産・ノートルダム大聖堂。
こちらの大聖堂へは無料で入場できます。(ただし塔の上に上るのは有料になります。)
映画「ノートルダムの鐘」の舞台にもなった有名な観光スポットです。
中に入るとバラの花を模した美しいステンドグラスがはめられた窓を、外部では細かいつくりが美しい彫刻を見ることが出来ます。
どちらも有名な観光地なのでいつも人で溢れています。
くれぐれもスリに気をつけて、知らない人に話しかけられてもこたえないようにしてくださいね。
フランスでも特にパリは街歩きが楽しい場所です。
歩いているとおしゃれなお店、古い建物や緑が綺麗な公園を見つけることができます。
街自体がおしゃれなので、マカロンやチョコレートなどをつまみながら(時にはパリジェンヌの様にバゲットをかじりながら)ウィンドウショッピングをするのも楽しいですよ。
上手に節約しながら旅行を楽しんでくださいね。
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