エッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など見どころがたくさんある街・パリ。
美しい街並みのイメージがある反面、観光時にスリに合ってしまう事も多いのでは?といったイメージもあるかと思います。
パリではどんなバッグで出かけたらいいのか、リュックは危ないかな…と考えたり、
スリの被害にあうことなく楽しく観光したい!と思いますよね。
今回はフランス・パリを歩くのにおすすめのバッグやスリ対策のポイントについてお話していきます。
フランスパリ観光におすすめのバック
パリでは連日世界中からの観光客が集まり、平日でも主要な観光地は人で溢れています。
スリの犯人は人ごみの観光地や電車・バスの中でいつも観光客のスキを狙っています。
フランスでスリ被害にあわない為には観光の際に持っていくバッグに気をつける必要があります。
パリ観光時におすすめのバッグは、やはりなんといっても、肩からかけられるタイプのバックが一番です!
ポケットがたくさん付いている方が、必要なものがどこにあるかすぐ解りますので、出し入れにモタモタせずに済みます。
スリは、出し入れしている時に目をつけるパターンが多いので、出し入れはモタモタせず、スムーズに素早く取り出す事を心がけてください。
ワンショルダータイプのバッグであれば、肩からかけて脇をしっかり締めて外から簡単にスリ犯の手が入らないようにガードしてください。
ななめ掛けできるショルダーバッグはバッグ部分を体の前に持ってくるようにかけましょう。
どちらのタイプのバッグでもチャックつきのものをおすすめします。
防犯タイプの斜めがけバックが一番安心です。
スリ犯は、私達観光客がバッグから何かを取りした瞬間を狙ってくる場合もあります。
出し入れにモタモタしている人は、出した途端にサッと奪われてしまったりする事もありますので、必要なものはサッと取り出し、サッとしまうようにしましょう。
リュックはダメなの?
国内・海外に限らず、旅行で観光をするのに両手があくリュックは便利ですよね。
でもパリでリュックを背負って歩くには注意が必要になります。
以前フランスのテレビでスリの手口が紹介されていました。
リュックで歩いていた観光客の女性に背後から近づき、「カバンのチャックが開いていますよ。閉めてあげますね。」と、親切を装って話しかけたスキに財布を抜き取っていたのです。
その犯人は何十件もの犯行を繰り返し、結局、警察に捕まったのですが、このようなスリ犯は後を絶ちません。
例えばこちらの画像の女性達のように、日本ではよく見かける光景(リュックを背負って出かける)ですが、フランスではスリのターゲットになりやすいです。
また、パリを訪れた際に地下鉄のホームで目撃したのですが、リュックを背負った女性の後ろにピタリとくっつき、カバンの中を開けるスキを狙っていたスリもいました。
女性は異変に気づき、すぐさま逃げたので事なきを得たのですが、もし自分だったらどうなっただろうと不安に感じたものです。
こんな目撃は珍しい話でもないので、いかにフランスではスリが日常的に多いか・・・という事を意識しておくべきです。
なので、リュックでパリ観光に出かけると比較的スリに狙われやすいと言えます。
実際にパリを歩いている女性を見ていると、リュックを背負っている人は少なく、多くの人はななめがけバッグか腕や肩からかけるバッグを持っています。
リュックで歩いていると観光客だと気づかれ、逆にスリに狙われやすくなる可能性があります。
しかし、観光の際には両手を自由に使いたいと思う方も多いですよね。
もしリュックでパリ観光したい場合は、防犯機能が付いているものをおすすめします。
チャック部分が隠れていて、一見どこから開ければ良いのか分かりにくい商品もありますので安心です。
お値段はお高いのですが、もしもの事を考えると逆に安くつきますし、旅行の際にはずっと活躍してくれますので、ヨーロッパなどスリの多い地域へ旅行する機会が多い方は、ぜひ持っておく事をおすすめします。
スリ犯は一瞬のスキを狙います。
リュックのチャック部分を見て、避けていく場合もあるので、そういったタイプのリュックは防犯対策にもってこいですね。
スリ対策のポイントを紹介!
せっかくの楽しいフランス旅行。
スリの被害にあって気分が台無しにならないためにも、事前にしっかり対策を練っておくことをおすすめします。
パリでスリが一番多く現れる場所は観光地や電車・バスの中です。
こちらはパリ・オペラ座近辺の画像ですが、いつも人が多い状況です。↓
大体お解りでしょうが、基本的に人が多く、混雑しているほどスリ犯は多く、狙われる確率は高くなります。
貴重品を上着やコート、ズボンのポケットの中に入れるのは絶対に避けてくださいね。
バッグは、チャックが付いている肩からかけられるものをおすすめします。
先にもお話ししましたが、バッグを肩からかけて脇をしっかり締め、外から手が入らないようガードしてください。
これは実際にフランスで暮らしているフランス人から聞いた防犯対策なので効果ありです。
バッグのチャックの開け口部分は自分の前に持ってくるようにしてくださいね。
それと、肩からかけるタイプのバックでも、道路側に持っているとひったくって持っていかれる場合もあります。
ですので、道路から離れて反対側に持って歩くのも対策のひとつです。
リュックでもショルダーバッグでも現金やクレジットカードやパスポートなど貴重品は首から下げるポーチに入れて服の中に隠して出かけましょう。
それでも、現金は最小限にとどめておくことをおすすめします。
それから最近ではスマートフォンも盗難の対象になっています。
写真を撮っていたり、レストランやカフェの屋外の席で机の上にスマートフォンを出しているとパッと持っていかれる場合があります。
私は街中でスマートフォンを使って地図アプリを見ていると、「電話したいから携帯貸して。」と話しかけられ、とっさにその場を去ったことがあります。
スマートフォンはむやみに表に出さないことをおすすめします。
パリはスリが多い街なので不安に感じるかもしれませんが、しっかり防犯対策をとっていると被害にあうことはなく済みます。
常に「日本とは違うんだ!」という気持ちをしっかり持って、パリ観光を楽しみましょう。
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