洗濯といえば洗濯機を使うという家庭が今はほとんどですよね。
ただ、ニットやワンピース、アクリル製の洋服など、洗濯機で洗うと縮んでしまったり型崩れしてしまう衣類もあります。
そんな洋服は洗濯機ではなく、手洗いをしますよね!
手洗いをする時に洗剤を使って綺麗にして、洗剤を洗い流して・・・
あれ?柔軟剤っていつ入れるんだろう?
柔軟剤を入れた後って洗い流すの?なんて疑問に思うこともあるかもしれません。
洗濯機だと、柔軟剤も自動で投入されるのでどのタイミングで入れられているのかわからないですよね。
そもそも柔軟剤とはどんなものなんでしょうか?
入れるタイミングや分量、香りを持続させるポイントも紹介いたします!
目次
柔軟剤とは?洗い流さないのは何故?
柔軟剤は洗剤のように、洗浄効果があるわけではありません。
洗濯物をふわふわに柔らかくする、嫌な臭いを防ぐ、良い香りにするといった効果があるものです。
そして、静電気を予防する効果や早く乾かす速乾を促すという効果まで期待できるんですよ!
柔軟剤ってなんとなく、洋服を柔らかくしたりいい香りにするんだろうなというものだと思っている人も多かったのではないでしょうか。
静電気の予防や速乾効果まであるので、柔軟剤は充分に使う意味があるという事ですね。
以前、NYで短期留学をしていた頃ですが、当時は冬だったのでNYはとても寒く、乾燥もすごかったんです。
NYでは洗濯物は外に干す風習はありませんので、乾燥機を使うのですが、寒い季節は特に乾燥機の後の静電気がひどく、柔軟剤を友人に勧められて使う様になったら、静電気がマシになった記憶があります。
柔軟剤は衣類の表面に油成分の膜を作り、摩擦を減らす事で静電気が起こりにくくなり、その膜によって防臭効果(衣類が嫌な匂いを吸い込まない)もあり、香り以外の部分が一番重要な部分かもしれませんよね。
なので、柔軟剤は衣類の表面をコーティングする為にすすぎ流す事はしないのです。
手洗い洗濯の際柔軟剤を入れるタイミングや分量
手洗い洗濯をしている時に、柔軟剤を入れるタイミングは洗剤を綺麗に洗い流した後の仕上げのすすぎのタイミングです。
水がしっかり綺麗になった時に柔軟剤を入れます。
そして、その後はすすぎ流す事はせず、脱水のみ洗濯機で軽く(1分程度)
そして、柔軟剤を入れる量なんですが洗濯機を使う時には大体キャップの目盛りに合わせて入れますよね。
柔軟剤の種類によって目安量に差がありますが30Lの水に対して約10~20ml程度の柔軟剤を使います。
洗濯機は容量によっても変わってきますが大体水の量は30~50L程度です。
手洗い洗濯をする時には洗い桶などを使って行うので、水の量は3~5L程度と洗濯機の約1/10程度となります。
なので、柔軟剤の量も洗濯機に入れる1/10程度でいいということになります。
3Lの水で衣類を手洗いをするという時には、1~2mlほどの柔軟剤でいいんです。
こんなに少なくていいの!?と驚くかもしれませんが、柔軟剤を入れすぎてしまうと、吸水性が悪くなる事があります。
お気に入りの服なら汗などを吸水しない方が良いと思ったりしますが、やはり入れすぎは肌にも良くないですので、入れすぎには注意しましょう。
柔軟剤の香りを持続させるポイント
柔軟剤を選ぶときに、香りを重視しているという人も多いのではないでしょうか。
自分が気に入った良い香りを、少しでも長く持続させたいものですよね。
そんな柔軟剤の香りを長持ちさせるためには、あるポイントがあるんです。
柔軟剤の量をしっかり守ることも柔軟剤の香りを持続させるポイントとなります。
すすぎのときに柔軟剤を投入しますが、その後の脱水時間が長すぎると柔軟剤の成分までも排出されてしまいます。
せっかくの柔軟剤の香りが残りにくくなってしまいます。
洗濯をして、最後のすすぎで柔軟剤が投入されたタイミングで浸け置きをするのも柔軟剤のかおりを長く持続させるポイントとなります。
浸け置きする時間は30分ほどでOKです!
洗濯のときに、たっぷりの衣類をまとめて洗濯をするという人も多いのではないでしょうか。
衣類の量が多すぎると柔軟剤が上手く行き渡らずに香りが薄くなってしまうことがあります。
まとめ
手洗い洗濯をする時に、柔軟剤を洗い流してしまっていたという人もいたのではないでしょうか。
柔軟剤は洗い流さなくてもOK!
そして、量をしっかり守る!ということが大切です。
その事だけ覚えていれば、良い具合にお気に入りの洋服を手洗い出来ると思います。
ふわふわでいい香りの洋服って着ているだけでも幸せな気持ちになれますよね。
しっかり適切な使い方をしましょう!
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