最近、『アンチエイジングにポリアミンがいい!』なんて聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
ポリアミンは食べ物に含まれているので、食事を意識するだけで簡単に摂ることができると注目を集めているんですね。
ではポリアミンとは、どういった働きをするものなんでしょうか?
そして、本当にポリアミンでアンチエイジングが可能なんでしょうか?
更には、ポリアミンが多く含まれている食べ物についても紹介いたします!
ポリアミンとは?どんな働きをするの?
ポリアミンって言葉あまり聞きなじみがない言葉ですよね。
ポリアミンって一体どういった働きをするのか・・・
実は、ポリアミンというものは1つの成分の名称ではなく成長因子の1つで、スペルミン・スペルミジン・プトレッシンなどをまとめた総称のことなんです。
・・・というと、なんだか難しそうな話ですが。。。
これらは、すべての生物種の細胞に含まれている物なんですが、細胞の成長・増殖、そして細胞が生きていくための生命活動に関与しているとても重要な物質なんです!
ポリアミンは細胞を正常な状態に保つためにはとても大切なんですね。
このポリアミンをつくっていく能力は、年齢を重ねるごとにどんどんと低下して言ってしまうんです。
しかも、18~20歳頃からポリアミンの生合成、生体内濃度が低下していくんですよ!
18~20歳だなんてまだまだ若いのに、この年齢から低下していくだなんて驚きですよね。
このポリアミンの濃度が低下するのが老化の始まり!だなんていう人も・・・
では、このポリアミンの濃度が低下するということは食べ物などで摂取すれば老化防止につながるものなんでしょうか?
ポリアミンで老化防止(アンチエイジング)は可能?
ポリアミンが減っていくと細胞機能が壊れていきます。
こうなると身体に機能障害が発生してしまうんですね。
これにより、生活習慣病・老年病が発症するリスクが高くなると言われているんです。
逆に言うと、ポリアミン濃度が高ければ、こういった機能障害が発生しにくくなるという事なんです。
そのため、ポリアミンは老化防止につながると考えられているんです。
元々、ポリアミンは細胞の中でつくられているものです。
ただそれが年齢を重ねるごとに低下していく・・・
どうにかしてポリアミンを増やすためには、やはり身体の外から取り入れるという事をすればいいんです!
身体の外から摂取するポリアミンのことを外因性ポリアミンといいます。
という事は、ポリアミンを多く含む食べ物を食べれば良い!という事になりますよね!
では、ポリアミンを多く含む食べ物はどういったものがあるんでしょうか。。。
ポリアミンを多く含む食べ物は?
ポリアミンが含まれている食べ物は色々なものがあります!
大豆・しいたけ・小豆・ピーマン・柑橘類・たらこ・いくら・鶏レバー・牛もつ・ブルーチーズ・マッシュルームなどです。
少しクセがあるような食べ物が多いかなと思った人もいるかもしれません。
確かに、日常の食事ではあまり食べないかなといったような食べ物も多いんですよね。
ブルーチーズやマッシュルーム、鶏レバーなどは、あまり家庭の食卓に出てくるイメージじゃないですよね。
でも、大豆製品などは色々ありますので、手軽に毎日食べれます。
少し意識して、ポリアミンが多く含まれている食べ物を積極的に食べるようにしましょう!
そして、食べ物に含まれているポリアミンですが、どこから吸収されるのかというと、小腸からなんです。
小腸から吸収されたポリアミンが血液に流され身体中の細胞に運ばれていくんです。
そして、ポリアミンが多く含まれている食べ物はもちろんですが、ポリアミン生合成を促進する成分も意識して摂取するようにしましょう。
こうすることで、腸内のポリアミン濃度が上昇します。
それはどういった成分なのか・・・
それは、ビフィズス菌とアルギニンというアミノ酸の一種を一緒に摂るといいんだそうですよ。
アルギニンは、ゼラチンやごま、湯葉などに含まれています。
少量になりますが、鶏肉や豚肉にも含まれているんですよ。
まとめ
ポリアミンの濃度がこんなに若い年齢のときから低下するだなんて驚きですよね!
やはり、いつまででも元気でいたい・・・
となると、積極的にポリアミンが含まれている食べ物を食べる!という事ですね!
納豆にはポリアミンが多く含まれていると言われていますので、毎日1パック食べる様にすれば若さを保てるという事になります!
ぜひ、ポリアミンが含まれている食品を意識して食べるようにしましょう!
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