寒い冬の朝はつらいですよね。
なかなかスッキリ起きれない!という方も多いはず!
布団から出たくなくなるのは、室温と布団の中の温度の差が大きい時です。
では、どうすれば寒い朝にスッキリ起きる事が出来るのでしょうか?
体温管理ですっきり目覚めよう!
体温管理として寝ている時の、毛布や布団のかけ方には注意が必要です。
朝起きた時に、どのくらいお布団で身体が温まっているかにより、目覚めが違います。
そして、夜冷えてしまった場合には、朝のホメオスタシスも悪くなってしまうのです。
ホメオスタシスとは!
生物体が外部環境の変化や食物の影響にもかかわらず、体温 ・ 血糖値 ・ 血液酸性度などの生理的状態を一定に保つこと、およびその仕組み。主として自律神経系と内分泌系の働きによって維持されるが、血液の緩衝作用や、腎臓の浸透圧調整作用も重要である。 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
就寝時は、深部体温が下がり、深い眠りに入れば入るほど体温は下がります。
そのため、寝ている時も、自然発熱しておくようにしなくてはなりません。
しかし、もちろん必要以上に体温が下がり過ぎる事は危険ですので、寝具には気をつけるべきです。
寝具が厚いと、体温を逃がさない為、結果的には布団を蹴ってしまう事になりかねません。
就寝前の体温管理、バスタイム、ほどよい寝具が、朝起きた時に、どのくらい時短で起きられるかに関係してきます。
朝、冷える状態が続いても、強度の暖房器具を回すのを控えましょう。
結局、自然に身体内部からの温度がかかる事が出来なければ、自分の体温調節機能が鈍くなります。
なので、ホメオスタシスを恒常として保つために、体温トレーニングを図りましょう。
これは、軽い糖類などを摂って、自身があったまってくるのを待つことです。
例えば、枕元にキャラメルなど置いておき、起きてからすぐ口にする事で、早めに糖類を摂る事が出来ます。
体的には、ストレッチなど体を動かす様にするといいのですが、頭脳系でも糖類の働きにより、朝、猛烈に働くと、脳内の発熱と同時に筋肉も暖かくなります。
たとえば、朝起きてすぐに、ダンス系ミュージックを聴くことでも、ホメオスタシスには、大きく影響します。
自分で、自身の体温をUPさせる事が、時短で職場・学校へ行く秘訣になっているのです。
朝の血糖値は低い!飛び起きるのは危険!
朝の血糖は下がっています。
つまり、寝ている時に、脳が覚醒・非覚醒の状態であっても、糖類をメインに基礎代謝として消費しているからです。
この脳内のエナジー消費量は、じつは通常人であれば、起床時も睡眠時もさほど変わりありません。
なので、朝起きた時には、血糖値はほぼ最低値を下回っています。
よく、健康管理などで、朝の血糖を測ることがありますが、これは、基礎代謝の部分を測るためでもあります。
血糖値が低いだけにとどまらず、朝は、低血圧の状態から始まります。
なので、急に筋力を動かしたり、腱を張ったりすると、いためる事がありますのでご注意ください。
必ず、ウォーミングUPをしてから、ボディトレーニングに入ってください。
特に高血圧の方は、必ず朝起きる時は、ゆっくり起きる様にしなければいけません。
高血圧の人の特徴として「早朝高血圧」が挙げられます。
これは、朝目覚めると急激に血圧が上がってしまう。というものです。
朝、動く事により血圧が上がるのは健康な人には必要な事ですが、高血圧の方や老人には急激な血圧上昇を避けなければなりません。
血液がドロドロと濃縮されているところに急激な圧力を加えると、血管の破れや詰まりなどの恐れがあるからです。
必ず、ゆっくり起き上がる様にしましょう!
朝、寒い状態は体がすぼまる思いがしますが、それでも、身体を目覚めさせなければ、通学・通勤に万全の態勢は維持できません。
なので、寒い状態にまず、暖かい糖類を供給すること。
そして、血圧を少しずつ上げるために、例えば、愉しい(たのしい)ことを考える事などをお薦めします。
愉しいことを考えるというのは、無理強いしてストレスを溜めるやり方ではなく、精神的にストレスを開放する良い手段です。
私の例を申し上げますと、一日のプランを練ります。
その1日のプランも、もちろん楽しい事しか起きないという想像です。(笑)
よく、未来日記で未来が変わる。という話がありますが、やはりプラス思考は実際の人生にも、そして体にも良いという事ですね。
あまりにもかけ離れたプランを考えるのではなく、実行の可能性が50%ぐらいもので、その残りの半分をどう努力してやりあげるかということを、頭脳で訓練するのがベストです。
それから、一日の始め、実行に出ます。
あと、よく言われるのは日光を浴びるという事。
これは、体内時計をリセットするといった意味で、夜ダラダラ起き続けず自然に眠たくなる効果はあります。
ただ、自分の経験からすると、早く寝ても朝起きれない事も多々あるんですよね。。。(^_^;)
なので、やはり音楽や血糖値を上げるなど、神経に作用する方が寒い朝には効くと思いますので、試してみてくださいね。
まとめ
朝に弱いという事は、多くの社会人がいる社会の中では、困った問題の1つです。
朝に強いという事は、バイタルバランスも優れ、そして良い食物を摂っている(摂る時間がある)という事です。
朝起きるには、体力に余剰分が残っていないとだめなのですが、この食習慣・生活における部分も大きいのです。
つまり、昨晩に何をどう食べて、睡眠に付いたかにより、起きてからのパワーが違う。といった理由の1つになります。
多量のお酒は次の日まで引きずりますしね。
体調管理として、ヒーターなどで温めるということよりも、体内から温度が上がってこなくてはなりません。
出来るだけ外部(暖房器具など)からの手段を避け、自身の体温が上がる為の手段を取るべきですね。
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