お味噌汁に入れる具材って、家庭によって様々ですよね。
お豆腐にわかめ、揚げ、たまねぎやじゃがいも、なすなど・・・
色々な具材を入れて楽しむことができるのが味噌汁です!
ただ、それって味噌汁にはいれないんじゃない?合わないよね!?なんて物もありますよね。
それなのに、最近よく耳にするもの・・・それはトマト味噌汁です。
え!?トマトを味噌汁に?なんだかまずそう・・・と驚いた人もいるのではないでしょうか。
トマトはサラダや煮込み料理にして食べることが多いんですが、和風の味付けというよりは洋風の味付けにすることが多いんですよね。
トマトと味噌を合わせる・・・想像もつかないかもしれません。
正直、美味しくないんじゃないの?なんて思うかもしれません。
トマト味噌汁って美味しいんでしょうか?身体に良い効果ってどんなものがあるんでしょうか?
トマト味噌汁って不味い?効果は?
トマト味噌汁。。。って聞くと「不味そう!」なんて思う人もいるかもしれません。
実は、トマト味噌汁って・・・とても美味しいんです!
更にトマト味噌汁は美味しいだけではなく、身体にも嬉しい効果があるんですよ。
トマトには、βカロテンが豊富に含まれており、これは免疫アップに効果があると言われているんです。
そして、トマトといえばこの成分というほどに豊富に含まれているのがリコピンです。
リコピンは、美肌効果・ダイエットに効果が期待されると言われている抗酸化作用が強いことでも知られています。
お肌のために毎日トマトを食べるようにしているという人も多いですよね。
トマトはダイエットにも効果があると言われており、それはこのリコピン以外にもリノール酸という成分が含まれているからなんです。
このリノール酸は脂肪を燃焼させるための遺伝子を増やす働きがあるんですね。
こんなにも体に嬉しい効果のあるトマト・・・
ぜひ美味しく食べたいですよね!
トマト味噌汁が美味しい理由は成分!
いくら身体に嬉しい効果があっても、トマト味噌汁が美味しいのってなんでなのかな?と不思議に思うかもしれません。
実は、トマトに含まれている成分がその美味しさの理由なんですよ。
トマトにはグルタミン酸という成分が豊富に含まれています。
このグルタミン酸はコンブにも含まれておりタンパク質を作るアミノ酸の中の1つなんです。
このグルタミン酸こそが、トマト味噌汁の美味しさの秘密なんですよ!
コンブにも含まれているグルタミン酸は、うまみ成分でもあるんです。
トマトを味噌汁の具材にすることによって、旨味がしっかりと出るんですね。
トマトに含まれている成分は、ビタミンC以外は熱に強いのでしっかりと栄養を摂ることができますよ。
それにトマトに含まれる成分「リコピン」は、加熱する方が体内への吸収率が高まるので、トマトは生より加熱する方が断然栄養価が高くなります。
アンチエイジングに不可欠な『抗酸化作用』の働きをしてくれるリコピンは、そりゃもう30代以降は欠かせない栄養素ですよー!
生としてサラダで食べる前に、味噌汁の具としてポイっ!といれちゃってくださいね!(^^)
トマト味噌汁レシピを紹介!「簡単に」を重視して!
では、トマト味噌汁は一体どういったレシピがあるんでしょうか?
ややこしいレシピだと続けたくても面倒になりますからね。
『簡単に!』というのが絶対条件だと思うんですよ。
という事で、簡単で美味しい『トマト味噌汁』のレシピを紹介したいと思います。
【 卵とトマトの味噌汁 】
トマト2個
たまご2個
水3カップ
ほんだし小さじ2
みそ大さじ1
1.トマトをくし切りにする
2.鍋に水とほんだしを入れて火にかける
3.沸騰したらトマトを入れて再度煮立たせる
4.火を止めて、味噌を溶きいれる
5.弱火にして溶き卵を流し入れて完成!
とても簡単に出来る卵とトマトの味噌汁です。
トマトと卵ってとても相性抜群ですよね!トマトの甘みを感じることのできる優しい味わいの味噌汁ですよ。
【 キャベツとトマトの洋風味噌汁 】
トマト2個
キャベツ80g
卵2個
水3カップ
ほんだし小さじ2
味噌大さじ2
バター15g
1.トマトをくし切りにし、キャベツをざく切りにする
2.鍋にバターを入れて、キャベツとトマトをさっと炒める
3.水、ほんだしを入れて煮立ったら火を止める
4.味噌を溶きいれて、弱火にしたら溶き卵をまわし入れる
バターでキャベツとトマトを炒めることで、風味がよくなります。
バターの香りがする洋風の味噌汁です!
栄養もたっぷりで、ダイエットにもおすすめの味噌汁です!
まとめ
トマト味噌汁の美味しさは、グルタミン酸!
グルタミン酸は出汁の成分として知られていますから、味噌汁が美味しくなる訳ですよ!
それにトマトの皮には栄養が含まれているので、できるだけ皮ごと調理するようにするのがおすすめですよ。
食べたことが無い!という人も、ぜひレシピを参考に作ってみてくださいね。
もし不味い!と感じたら、自分は何が苦手なのか?を考えてみるといいですよ。
酸っぱいと感じるのか?
和風な感じが嫌なのか?・・・など。
トマト自体(素材)を、プチトマトやフルーツトマトに変えてみたり、洋風に徹底してオリーブオイルを垂らしてみたり・・・
せっかく栄養価も高く、手軽に作れるトマト味噌汁を美味しく食べれる工夫をして、ぜひダイエットやアンチエイジングとして取り入れましょう!
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