クローゼットに保管しておいた洋服を着ようと思いだしてみたら・・・
カビが生えていた!なんて経験がある人もいるかもしれません。
カビが生えている服を1着でもみつけると、他の服にまでうつったらどうしよう・・・大丈夫かな? なんて心配になってしまいますよね。
知らないうちにカビが生えていて洗濯していたけど、他の洋服は大丈夫かな?と気になった方も多いのではないでしょうか?
洗濯でカビがうつってしまうことはあるんでしょうか?
他の服までカビが発生するのには保管場所に問題がある?
カビが生えてしまった服は着ても大丈夫?
そんな疑問にお答えします!
洗濯でカビがうつる事はない
洗濯をすることによって、カビがうつってしまうなんてことはありません!
カビは常に、空気中に浮遊しています。
カビが好む様な状態(湿度・温度)の場所で、長い時間換気などをせずにいると、一部に集中してカビが集まり、目に見えて解る状態になるのです。
通常、空気中に浮遊しているカビが、急に服に繁殖したりする事はないですよね。
なので、カビの生えている服と一緒に洗濯をしていたとしても、他の洋服にカビだけがうつってしまう なんてことはないので、安心してくださいね。
うつる原因は保管場所に問題アリ
洗濯ではカビがうつってしまうなんてことはないんですが・・・
1着でもカビが発生している服を見つけると、他の服にもカビが生えていた!なんてことがありますよね。
これは、保管場所に問題があるのです。
カビは湿気の多い場所を好み、繁殖していきます。
クローゼットや押し入れは日が当たらないため、湿気がこもりやすい場所となります。
日差しが入ると、衣類が焼けてしまう原因になるので、どんなクローゼットも日は当たらない様になっていると思います。
なので、除湿剤は必須ですよね。
特に湿度が60%を超えるとカビが繁殖しやすい環境となってしまうため、除湿剤を置く、定期的に換気をするなど対策を行いましょう。
洗濯をした後に、しっかりと乾かさないまま、押入れや引き出し、クローゼットなどに片付けてしまうと、カビが発生する原因となります。
生乾きの洗濯物は、保管場所の湿度が一気に高くなる原因にもなるので要注意です!
カビが繁殖するためには、エサとなるものが必要となります。
カビはほこりや汗、皮脂汚れをエサにして繁殖をしていきます。
しっかりと汚れが落とし切れていない洋服は、カビが繁殖しやすくなる原因の1つです。
なので、洗わず何度も同じ服を着ない様にしたいものです。
1~2回着用したら洗う様にしないと、汚れが落としきれない原因にもなります。
カビが生えた服を着ても大丈夫?
洋服にカビが生えてしまった場合には、除去することでまた着ることができるようになります。
カビがついたまま着用するのは好ましくありません。
カビの胞子が器官に入る原因にもなるので、まずはカビを除去してくださいね。
洋服に生えるカビは2種類あります。それぞれ除去法が違います。
白カビは、パッと見はホコリのように見えるため、カビが生えていると中々気づかない人もいるかもしれません。
白カビは洋服の繊維の奥まで入り込むことは無く、表面に発生することが多いので、除去もそこまで大変ではありません。
白カビが発生した場合には、アルコール除菌スプレーや酵素系漂白剤を使います。
1. 外で洋服に発生した白カビを叩き落とします。
2. アルコールスプレーを吹き付ける
3. 洗濯機に酵素系漂白剤を加え、洗剤を入れて通常の洗濯を行う
4. 干して乾かしたら完了
黒カビは、繊維の奥のほうまで根を張っており落とすのが大変なんです。
使うのは酸素系漂白剤です。
1. 酸素系漂白剤を綿棒につけ、洋服のカビにしみこませていく
2. 洗面器の中に酸素系漂白剤と熱湯を入れて洋服をつけ置きする
3. 1時間ほどつけお気をしたら、しっかりとすすいぐ。
4. 洗濯をして、カラッと干したら完了
カビの除去を行う場合には、しっかりと換気をして行うようにしましょう。
洋服の種類によっては生地が傷んでしまうこともあるので要注意です。
まとめ
お気に入りの洋服にカビが生えてしまったらショックですよね。
そして、洗濯でカビがうつってしまうことは無いんですがカビが発生しやすい場所に保管しておくと複数の洋服にカビが発生・・・なんてことになってしまうかもしれません。
カビを生やさないためにも、洋服を保管する場所は湿度をためない事が大切です!
定期的に、扉を全開にして換気をするのがおすすめです。
万が一カビが発生してしまった場合には、そのまま着るのは身体にも良いことではないので、しっかりと除去を行うようにしましょう!
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