ダニを布団乾燥機で乾燥させ、掃除機をかけたので安心!と思っていても、布団の奥にダニの卵は必ずあります。
その卵が孵化して、また同じくダニが発生します。
徹底的なお掃除を1度だけしても、卵が気になりますよね。
今回は、そのダニの卵が孵化する日数や、駆除の方法についてお話したいと思います。
ダニの卵の孵化は早い!掃除機で駆除しよう
ダニは、卵→若虫→成虫 といった風に成長していきます。
成虫になるまでは、ダニの種類にもよりますが、3週間位の様です。
しかし覚醒にはやはり、温度や湿度が関係していますので、2週間程で成虫になる種類もあります。
そして、幼虫の内はたいして人間に危害が無くても、その牙が強力になる成虫になれば、えさの豊富な室内では強力な軍隊のような力を発揮します。
基本的には人間を対象に噛み付く訳ではありませんが、やはりダニの近くにいると噛まれたりします。
人の体液を吸うツメダニや、屋外で血を吸うマダニなどは、やはり繁殖のために人に噛み付きますので注意が必要です。
掃除機でダニの卵を吸い込むのにはある程度限界があります。
なぜなら、卵は隠れたところに保存し、敵から守られなくてはならないからです。
そして、人間の眼に就かないところに保存され、適度な温度と湿度があれば、さらにダニにとって好環境となります。
卵が勝手にどこかに行かないように付着していますので、込み入った隙間に強力な掃除機を使用しなくては取り除けないでしょう。
なので、一度布団に掃除機をかけたからといっても、奥の方まで吸い取る事は出来ませんので、定期的に掃除機をかけ続ける事は必要です。
更に、掃除機の前に卵の孵化を食い止める為、高温により死滅させる必要があります。
アイロンなどを布団にあてる方法も有効ですが、あまり長くあてられませんよね。
ですので、やはり布団乾燥機は必須です。
布団乾燥機を1時間以上かけると、布団の奥まで乾燥させる事が出来ます。
しかし、そのままほっておくと、他のダニのエサとなってしまいますので、この死んだ卵や成虫の死骸を強力な掃除機で吸引しましょう。
それに、ダニの死骸や卵の雑物を口や鼻で吸い込み、アレルギー反応を起こしてしまう恐れもありますので、掃除機をかける事は必須です。
それにプラスで、布団にはダニ捕りシートを設置しておきましょう。
最初は、こまめに布団乾燥機と掃除機を繰り返しますが、その後はダニ捕りシートを設置していると、掃除機などの回数も減らせます。
それに、ダニ取りに関して一番手軽で効果が高いのが、ダニ取りシートと言われています!
生きているダニを誘引するので、死骸をわざわざ掃除機で吸い取る手間も省けますし、手軽で楽ですよ!
毎日の家事の時間を1つでも減らしたい主婦にはピッタリの商品です!
ダニは1日で卵をどれくらい産むのか?
ダニは、1日に1個、もしくは2個、卵を産みます。
ダニの生存期間は約半年程ですので、一生で200個程度の卵を産む事になります。
ただし、春先より夏を越えて秋口までは湿度と温度が上昇しますので、活動範囲とその増殖力は強力になります。
また、その成虫になるまでの期間も、室温や湿度が高ければスピードアップされていますので急激に増えていきます。
ダニが数百匹いるとすれば、そのダニのほとんどが卵を産むと考えると、ダニとっての好環境な場所では、かなりのスピードであっという間に1万匹!なんて事もありえるのです。
卵は成虫よりも強い(薬や熱に)ので、駆除する為に布団乾燥機を長時間かけたり、アイロンをあてたりしても、中には孵化してしまう場合もあるかもしれません。
掃除機で吸い取る事は必ずしなければいけませんが、布団の奥まで吸い取る事は出来ませんので、やはり孵化してしまう卵もあると思います。
もし、かなりのダニが繁殖してしまった場合の駆除に関しては、まず、毎日卵から孵化するという事を念頭に置きます。
そして、2~3週間位はこまめに掃除機をかけ続けると、かなりの卵が減ります。
そして、結果的にダニを急激に減らす事が出来ます。
しかし、その後は湿度に気をつけなければ、10匹が3日で100匹なんていう恐れがある事も頭に入れましょう。
まとめ
◎ ダニは1日1個、もしくは2個の卵を産む。
◎ ダニの生存期間は半年位なので、一生に200個の卵を産む事になる。
◎ 温度・湿度が高い季節に掃除を怠ると、あっという間に増殖するので、湿度と掃除は常に気をつける。
◎ 卵を駆除する際には、熱を加える。アイロンをあてたり少し長めに布団乾燥機をかけるようにし、最後に必ず掃除機で吸引する。
◎ ダニが大量繁殖してしまった場合は、まず卵の駆除をする事。しかし、成虫より卵の方が熱に強いので、上手くいかない事も頭に置き、掃除機を2週間位は毎日かけ続けるようにする。
以上が、ダニの卵の駆除やダニが大量発生しない為に、気をつけておかなければならない事です。
ダニを完全に無くす事は難しいですが、体が痒くなったりする程の数が繁殖してしまわないように、湿度と掃除には気をつけるようにしましょう。
そして、常にダニ捕りシートを布団に設置しておくことで、掃除機をかける回数も減らせますので、そういったグッズを使う事も手ですよ。
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