口内炎ってとても辛いですよね。
食べたり飲んだり、歯磨きをしたり・・・
とにかく痛い!大人でも痛くて辛いのに、子供に口内炎ができると本当に辛いですよね。
そして、子供って大人以上に口内炎ができるなんてことも結構多いんです。
子供の口内炎の原因はどんなものがあるんでしょうか?
そして、口内炎に効く食べ物についても紹介いたします!
子供に口内炎ができる原因
そもそもどうして子供に口内炎が出来るんでしょうか?
転んで口をぶつけてしまったり、ほほの内側をかんでしまう、歯がぶつかってしまうなどで口の中に傷ができてしまうとその傷がついた部分に口内炎が出来てしまうことがあります。
疲れやストレスが溜まっている時、栄養バランスの偏り、風邪を引いた時など身体の免疫が下がっている時に口内炎が出来ることがあります。
これらが原因の場合には複数個の口内炎が同時に出来ることもあります。
身体には誰しもカンジダ菌というカビをもっています。
このカンジダ菌は元気な時には、身体に影響がないんですが免疫が低下した時などに増殖してしまいます。
口の中でカンジダ菌が増殖してしまうと白い斑点状の口内炎ができます。
ヘルペスウイルスやヘルパンギーナなど、小さい子が感染しやすいウイルス性の感染症が原因で口内炎が出来ることがあります。
口内炎が大量に発生し、高熱がでたり喉の痛みを訴えることもあります。
2.3.4歳頃は口内炎で食欲が落ちる!
2歳~4歳頃の小さい子供は口内炎ができてしまうと食欲が落ちることがあります。
食べると痛いので、食べ物を口に入れるのを嫌がってしまうんですね。
大人のようにできるだけ口内炎を避けて食べ物を食べるということが難しいのでどうしても食欲が落ちてしまうんです。
ただ、全く食べないというのは心配になってしまいますよね。
少しでも食べてほしいけど食べるのを嫌がってしまう・・・
この位の年齢だと、大人の様に痛くない様にしながら食べよう・・・なんて、なかなか思わないですからね。
少しでも食べてもらう為に、食べやすいものを与えるようにしましょう。
では、どんなものをあげれば良いのか?次に紹介していきたいと思います。
口内炎に効く食べ物ってある?痛がる時におすすめの食べ物!
まず、口内炎のときに食べやすいものはどういったものなんでしょうか?
普段カレーやケチャップ味のものが大好き!という子でも口内炎のときには味の濃いものは口内炎に染みてしまいます。
塩分などが強い味付けではなく、いつもよりも味付けを控えめにすると口内炎に染みにくく食べやすいですので、まずは味付けを考えましょう。
『解ってはいる』と思いながらも、あまりにも味気がないものは、子供も食べないんですよね。
そういう時には、『出汁』で味を感じる工夫をしてみてください。
塩や醤油などは、直接舌に感じるので食欲が湧く部分もありますが、反面、直に口腔内にしみます。
離乳食を思いだしながら、出汁で少し濃い目の味付けで調理すると案外食べてくれますよ。
口内炎のときには、熱いものや冷たいものは避けるようにしましょう。
味付けはもちろん重要ですが、温度は基本ですからね。
熱くなければ良いという事はなく、冷たいものというのも、口内炎が無い時でも口腔内や胃にも刺激が強いです。
口内炎がある時には特に食べ物の温度に気を付けて、ぬるいものをあげるようにしましょう。
口内炎があると、食べ物を噛むというだけでも痛がることがあります。
弱い力でも噛めるようなものや、噛む回数が少なくてもすむようなやわらかい食べ物をあげるようにします。
まぁ、だいたい想像で解るかとは思いますが、オレンジや酢などの酸味が強いものは、特に口内炎のある時にはNGです。
ほんの少し触れるだけでも強い痛みを感じてしまうので避けるようにします。
味付けうんぬんという前に、すっぱい系のものはもちろ避けます。。。
口内炎に効く食べ物はこんなものがあります!
実は、口内炎は亜鉛が不足するとできやすいんです。
亜鉛を豊富に含んでいる牛肉や豚肉、チーズ、魚介類などを食べるようにしましょう。
ビタミンは粘膜を正常にするという働きがあります。
ただ、ビタミンというと柑橘系を思い浮かべるかもしれませんが、それは染みてしまうので避けるようにしてくださいね。
ビタミンの中でもビタミンAが口内炎に効果があるとされていますので、緑黄色野菜をしっかりと食べるようにしましょう。
子供に口内炎ができると、機嫌が悪くなってしまったり食事を食べてくれなかったりと大変ですよね。
口内炎が出来てしまった時には、少量ずつ食べやすいものを与えるようにしましょう。
そして、口内炎の予防には栄養バランスの良い食事をとる、歯磨きをしっかりして口内を綺麗にするということが効果的なので普段から気を付けるようにしましょう。
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