冬になると活躍するのはカイロ!
特に1月~3月上旬までは、外に出る時にカイロは必須だ!という人も多いと思います。
ただ、カイロを使用する事で、体温自体も上がるのでしょうか?
それと、カイロを貼る場所によって体全体の暖かさにも影響が出る様ですので、そういった事についても紹介していきたいと思います。
カイロで体温を上げる事が出来るの?
カイロはもちろん、体温をある程度あげる事は出来ます。
しかし注意する事は、体温を上げすぎない様にする為に、貼る場所にも注意する事です。
体温が上がり過ぎると、汗が出るので冬の場合、そのまま外気に触れる事で風邪を引く事もあるからです。
カイロの種類は大別して、電子式と鉄粉粉末式に分かれます。
電子式はUSBなどから、充電して蓄えた電量で発熱させます。
メリットは交換が不要ですが、実際電池の持ち時間は、鉄粉粉末式に劣ります。
鉄粉粉末式は旧来のやり方です。
これは、酸素による微弱な燃焼をもとに発熱しています。
なので、酸素がパッケージより少しずつ浸潤することで、発熱作用があります。
カイロ自体は、それほど温度が上がらないように設計されています。
そして、局所的に身体の部位を温めることが可能になります。
電子式カイロでは、その構造上、重さもありかさばりも多少ともあります。
ですので、ポケットに入れる程度の使用法になります。
鉄粉粉末式の場合は、張るタイプにも分かれるので、使用法としては、インナーの上から直に肌に温度を吸着させることが可能になっています。
ですので、ポケットタイプであれば、電子式か貼らないタイプのもの。
貼るタイプの鉄粉粉末式では、衣服の中に装着することが良い意味になります。
鉄粉粉末式は、衣服内でも微量に酸素を供給され続けていますので、効果は持続します。
また、カイロは副次効果として、熱のこもる場所、ポケットや衣服内で温度が相乗に作用しますので、必ず、外気には触れない使用法を願います。
カイロの貼る場所にはポイントが!
カイロを効果的に使用するには、絶対的に張るタイプの方が意味は高いと言えます。
どこに貼るかと言えば、毛細血管のよくとおっているところが重要箇所になります。
その部分は、腰・お腹が、最適と言われています。
腰の臀部に近いところは、毛細血管の多いことと、腰骨の付近であるので、じんわり身体に対する温熱効果は高いと言えるのです。
毛細血管がその局部の箇所で温められると、全身へ波及します。
つまり、カイロの効果的な使用法は、全身の毛細血管が温まる事なのです。
そのため、お腹のインナーより上部や、腰のあたりが、全身を温める効果が高いと言えるのです。
ただ、脇の下や首の辺りは熱がこもりやすいので、発熱がある時に冷やすには最適な場所ですが、カイロを直接当てる事はおすすめ出来ません。
熱がこもりやすい場所は、基本的に熱を下げる為の冷やす場所になるからです。
脚が冷える外の場合は、張らないタイプであっても、スニーカーに隠しておくと、便利です。
カイロの効果を高めるには、低温火傷を防止できるのであればやはり、防寒具とセットにすることです。
防寒具内の気密状態が高ければ、服内容の温度があがり、上半身全部を温める事が可能です。
そして、ネックバンド等をしていれば、ジャンパーの内部から、熱気が上気で逃げる事がないので、温度を保つことが可能です。
冬の作業や、冷凍庫内での作業に便利と言えます。
この、気密性を保ったままカイロを使用する方法は、熱気の為に身体が不調になる可能性を指摘することができますので、熱くなりすぎた時には、取り去ってください。
冬でも、服の内部の温度が高い場合は、健康被害が出る可能性はあります。
まとめ
カイロを張り付けて温める個所は、神経の通っているところや、毛細血管の密集していることろがベストになります。
お腹や、腰の部分は、内臓にも響く部分ですので、内臓の太い血管まで温度が通ると、さらに、全身を温めるのに効果的です。
手など局所を温める場合は、ポケットが効果的ですが、全身を温められる訳ではないので、時短の作用しかありません。
また、皮膚の作用としても、皮膚の弱い方は低温火傷になる可能性はあります。
個人的な判断をもとに、熱いと感じられれば、カイロの除去を行ってください。
また、神経の通う場所で首回りや、頸椎部分もありますが、神経が過敏な事もありますので、一応の控えをおねがいします。
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