お気に入りの香りの香水をつけて、毎日のモチベーションを上げている!という人も多いですよね。
ただ、暑い夏には汗をたくさんかくので、汗の臭いが気になる・・・なんて人も少なくありません。
香水をつけていると、香水の香りと汗の臭いが混ざってしまうなんて言われることもあります。
香水の香りと汗の臭いが混ざると一体どうなってしまうんでしょうか?
そもそも汗の成分って一体どういったものなんでしょうか?
汗をかいた後にはどのようなニオイ対策を行えばいいんでしょうか?
詳しく紹介いたします!
汗の成分について
実は汗がでてくる汗腺は2種類あり、それぞれ汗の性質が違っています。
2種類の汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺といいます。
それぞれどのような特徴があるんでしょうか?
全身のほとんどの場所に、エクリン腺は分布しています。
このエクリン腺からの汗は、体温調節のために出ている物で臭いがほぼありません。
このアポクリン腺は、身体の中でも限られた場所にしかなく特に脇の下に多く分布しています。
このアポクリン腺は独立しているわけではなく、毛根にあります。
アポクリン腺から出る汗は、白く濁っておりタンパク質や脂質などの臭いの元となる成分が多く含まれており汗臭い!と言われる原因ともなる汗です。
汗と香水が混ざると香水の香りが変化する可能性大!
アポクリン腺から出る汗が臭いのなら、その部分に香水をつけなければいいのでは?と思うかもしれませんが、それはNGです。
実は、汗は放置してしまうと雑菌などの繁殖により臭いが発生します。
アポクリン腺からの臭いより、雑菌の繁殖による臭いの方が多かったりするんです。
とにかく、汗によって出てしまう臭いが香水と混ざってしまうことで、香水の香りが変化してしまう原因となることもあるんです。
香水は、他の香りを足すことを想定して作られているわけではないので、汗の臭いが混ざることで臭い!と感じるような香りに変化してしまう可能性があります。
汗の臭いを消すために香水を使う。という人もいますが、香水には汗の臭いを消す効果はないため、香水の匂いが混ざり逆に臭いがきつくなってしまうこともあるので注意しましょう。
汗をかいた後のニオイ対策
暑い日には汗をかくのは仕方がないことです。
体温調節をするためにもとても大切なものではあるんですが、汗のニオイはどうすればいいのか・・・
対策法を紹介いたします!
汗をかいて、そのまま放置してしまうと雑菌が繁殖するなどニオイがきつくなってしまいます。
汗をかいたらすぐに拭き取ることで、雑菌の繁殖を抑えることができ臭いの成分が肌に残るのを防ぐことができます。
汗をふき取る時には、乾いたタオルではなくボディーシートや濡らしたタオルを使うようにします。
乾いたタオルで拭くと、汗自体をふき取ることができても臭いの成分までふき取ることができないためです。
汗をしっかりと拭き取った後には、制汗剤を使うようにします。
朝一の身支度をする時に制汗剤を使っているという人も多いんですが、汗をふき取る時に一緒に制汗剤も拭き取られてしまうため、再度制汗剤を利用するようにします。
スプレータイプだけではなく、塗るタイプもあるのでお手洗いや更衣室などでもササっと使用することができます。
最近特に人気がある制汗剤が『オドレミスト』!
ただ汗の臭いを抑えるだけではなく、汗の量も少なくなると話題の商品です。
楽天セールの時など、安くなっているので一度試してみてはいかがでしょう!
まとめ
毎日香水をつけている!という人は、夏場にもつけたくなるものですよね。
汗の臭い消しとして利用するのではなく、あくまで香りを楽しむ目的で使用するようにしましょう。汗をかきやすい部分にはつけないように気を付け、香水をつけるときには手首など汗をかきにくい部分につけるようにしましょう。
そして、汗をふき取るためのボディーシートや、携帯出来る大きさの制汗剤を鞄に入れておくと出先などでもすぐに汗の臭い対策が出来るので安心ですね。
この記事へのコメントはありません。