野菜を使った煮物は、美味しく栄養をしっかりと摂ることができるのでよく作る!という人も多いのではないでしょうか。
ただ、野菜の煮物といっても色々な種類の野菜があります。
さて、野菜には種類によってお湯から煮る方がいいものと、水から煮た方が良いものがあるんです。
一体どういった野菜が水から煮て、どういった野菜がお湯から煮た方いいんでしょうか?
おすすめの野菜の煮物のレシピも紹介いたします!
根菜類は水から煮る方が良いのはなぜ?種類は?
煮物でよく使われる根菜類は水から煮るのが基本となっています。
根菜類には、人参、大根、じゃがいも、サツマイモ、大根などがあります。
こういった土の中にできる野菜を根菜類で煮物を作る時は、水から茹でるようにします。
ただし、カボチャやトウモロコシは根菜類ではありませんが、火が通りにくいため水から茹でます。
一体なぜ、水から茹でるのか。
それは、火が通りにくいからというのが大きな理由です。
もし、根菜類をお湯から茹でようとした場合には、表面だけにはすぐに火が通り柔らかくなります。
しかし、中のほうまでは、火が通らずに芯が残ってしまいます。
中までしっかりと火を通そうとして、茹で続けると、表面からどんどんと煮崩れしてしまいます。
お湯から茹でてしまうと、結果的に、見た目も味もいまいちになってしまうんですね。
しっかりかぶる量の水から茹で始めることで、中までしっかりと火が通り、柔らかく美味しい煮物を作ることができます。
ただし、薄切りにした場合には火が通りやすくなっているため、水からではなくお湯から煮ても問題はありません。
葉物野菜はお湯から!
根菜類は水から煮ていきますが、葉物野菜はお湯から茹でるのが基本となっています。
葉物野菜をもし水から煮た場合、くたくたになってしまい食感が悪くなってしまいます。
そして葉物野菜に豊富に含まれているビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いため、熱しすぎると流れ出てしまいます。
葉物野菜を美味しくたべるには、たっぷりのお湯でサッと火を通すのがコツとなります。
おすすめの野菜の煮物レシピ!
簡単で美味しい野菜の煮物のレシピはこちらです!
豚バラ肉 150g
だし汁250cc
酒 大さじ1.5
みりん 大さじ1.5
砂糖 小さじ2
醤油 小さじ2
1.かぼちゃの種とワタを取り除いて食べやすいサイズに切る
2.鍋に豚バラ肉以外の材料をすべて入れて、火にかける
3.煮立ったら豚バラ肉を入れ、火を少し強め煮汁が減るまで煮る
豚バラ肉でボリュームもあり、甘辛い味付けでご飯に合う煮物です!
ほうれん草1/2束
だし汁 200cc
醤油 小さじ2
みりん 小さじ2
1.厚揚げを食べやすいサイズに切り、油抜きを行う
2.ほうれん草をさっと下茹でし、冷水にさらし一口大に切る
3.鍋にだし汁、調味料を入れ厚揚げをいれ煮立ったらほうれん草を加え完成
簡単で美味しいほうれん草の煮物です!醤油ではなく、白だしをつかっても美味しいですよ。
えのき 1/2
醤油 小さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
酒 小さじ2
油 適量
1.人参の皮をむき、千切りにする
2.えのきを裂く
3.鍋に油を熱し、人参を炒める
4.えのきを加え、しんなりしたら調味料を入れて蓋をして煮て完成
簡単で、お弁当にもおすすめのレシピです!
まとめ
野菜の種類によって、水から煮る場合とお湯から煮る場合とがあるんですね。
間違えてしまうと、上手く火が通らなかったり食感が悪くなってしまうため注意しましょう!
煮物は入れるものによって、味わいが変わります。
美味しく栄養を摂ることのできる煮物をぜひ作ってみてくださいね。
この記事へのコメントはありません。