職場の上司と合わない！なんて事は、たくさんの人が経験していると思います。
ストレスになっている原因の1つとして、『呼び捨てにされる』という事も結構多いようです。
この場合、女性が女性の上司に呼び捨てされるのがストレスの1つとなっている。といった事です。
呼び捨てにされる事に抵抗がない人もいますが、やはり合わないなぁと思っている人からの呼び捨ては、気分的に良くないと感じる人は多いといいます。
女性が男性から呼び捨てにされるのを嫌がっている場合は、（特に名字ではなく下の名前で）セクハラに値する事もありますので、男性側も気を付けなければなりません。
さて、その呼び捨て上司の心理について考えていきたいと思います。
呼び捨て上司との関係をきちんと理解する！
上司から呼び捨てにされるのは、二種類の意味があります。
愛情がこもっているかそうでないかです。
職場と言うものにはその社風の雰囲気や、周りの人たちの関係性の影響もあるとは思いますが、基本的には可愛がってもらっているのか、そうでないかは重要です。
『こういった呼び方は愛情がない！』などと一言では言えませんが、たいてい呼び方の雰囲気や普段の扱い方で、なんとなく伝わってくるものはあるはずです。
自分では馬鹿にされていると捉えていたのに、実はすごく愛情を持って接している場合もある。という事もあったりします。
女性の場合、特に姉御肌のタイプの上司は、呼び捨てにしたりする人も多い印象ですね。
結構、ズケズケ物を言うタイプが多い！という意見をよく聞きます。
男性も同じように、体育会系で上下の関係に厳しいタイプだと、扱い（言葉や態度）がキツイパターンが多いですよね。
男性も女性も、紳士的・清楚的な雰囲気方は、無神経なタイプが少ないといえます。
しかし、ズケズケ言うタイプの上司でも、本当に可愛いがられているんだという事は、しばらく付き合えば分かります。
そういった場合は必要以上に呼び捨てされる事を気にせず、自分は特別なんだ。と思う事によって、ストレスから解放される場合もあります。
呼び捨てにする上司だからズケズケ言う。という事ではありませんが、相手が嫌がっている事に気づかず呼び捨てにするタイプは、通常の会話の中でも常にズケズケ物を言うタイプが多いですよね。
例をあげると
◎ すぐ傷つくタイプでしょ？私の周りにはあんまりいないなぁ。などと、言う。
◎ 自分と2人でいるのに、他の人から声をかけられると何も言わずさっさと席を立つ。
◎ 慰めるふりをしながら、自分の自慢を交える。
◎ 自分はさっぱりしている性格だとアピールし、相手が自分で気にしている部分を更にダメ出しする。
などと、いった事をよく耳にします。
さっぱりしている性格は良い。と理解されがちですが、さっぱりしている、男っぽい、などという性格の基準は何なのでしょう。
上記の様な性格の上司は、思った事をサラッと口に出す事がさっぱりしている。と自分で捉えている可能性が高いとタイプだと言えます。
しかし裏を返せば、思った事を口にするというのは、傷つく事もサラッと言ってのける。という事にもなります。
それに、自分は気にせず言うのに、反対に言われると怒ってしまうという人が一番タチが悪いタイプです。
そういった上司がいる職場では、精神的にも疲れきってしまう可能性があるので、他の上司に相談したり部署を変えてもらう、また、場合によっては転職する事も考える必要が出たりしますので、ひどくなる前になんらかの対処は必要です。
ストレスがひどくなる前に呼び捨て上司との距離を考える
上司から下手に言われすぎていると、職場での居心地は悪くなるものです。
というのも、初めは上司だけだったのが、同僚からも見下された態度にされるという事もありえるからです。
自分の置かれている状況がよく読めるのであれば、即座に信頼出来る誰かに相談しましょう。
親身になってくれる同僚や、他の先輩がいるなら相談しながら対処も出来ますが、相談もせずにいると周りの空気も伝わってしまうものです。
上司からの少しからかわれ程度だったのが、周りまでバカにしてくるような事態になるという事も実際ありますので、まずは自分の状況や、信頼出来る人たちへの相談は必ずしましょう！
自分で自分の悪い部分も見つめ直す
例えば、上司の言い方ばかりにイラついてしまって、自分が頼まれた仕事を失敗続きにしたり、肝心な事を行っていなかったことが発覚した場合、上司の怒りは心頭してしまいます。
ですので、そういった事が起こった場合は、上司が目くじらを立てる原因に繋がります。
人のせいばかりにしている人は、自分の汚点と立場が見えていませんので、そのことを適切に指導していたやさしい上司が、急変することもあります。
まずは、自分にも汚点がないかという事を振り返ってみましょう。
それとは別で、会社の業務以外での個人的なコミュニケーションが元であれば、業務内容とは違う問題ですので、他の上司に相談しにくいとは思います。
この場合は、やはり同僚に相談したのち、謝る方が無難だと思いますので、なんとか穏便に済ませた後は、あまり関わらないようにするべきです。
これは、上司への反抗心と言う意味ではなく、自分を守るための手段です。
勇気を出して、言葉の解る別の人へ相談しましょう。
まとめ
上司から呼び捨てにされるということに反感を持つ人は、自分のプライドに固執している部分もあるからかもしれません。
しかし、男性と女性では感覚が違います。
女性の立場で、同じ女性の上司や同僚からの呼び捨てが、気になってしまう人は案外多いものです。
男性では当たり前の世界でも、女性には受け入れられない感覚。といった感じかもしれませんね。
しかし、たいてい女性の上司で呼び捨てにするタイプは、普段の言葉使いもズケズケ言う事が多い傾向にあります。
相手の性格や態度は、絶対に変える事は出来ないものだと理解しておくべきです。
そしてその状態の中で、自分に出来る事を考えましょう。
一番の方法は、やはり親身になって聞いてくれる上司か、同僚を見つける事です。
もしも、それがかなわないなら転職も考えるべきです。
転職は大きな事だと思いますが、自分の人生の中で辛い時間がどれだけ続いてしまうのか？それを受け入れる事が出来のか？まず自分に問いただしてみる事です。
会社はそこしかない訳ではない！と思えるなら転職も視野に入れるべきだと思います。
自分の人生、悔いのないように生きたいですね。
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