日本から飛行機で約12時間半かかる遠い国フランス。
せっかく時間をかけて行くのだから最適な季節を選んで、フランスを満喫したいと思いますよね。
フランスは日本より北に位置しているので寒いイメージがありませんか。
でも春から夏にかけては日が長くなり、温かく過ごしやすいシーズンになります。
冬に比べると晴れた日が多く、春になると花が咲き始め、観光には最適なシーズンと言えます。
今回はフランスを訪れるのにおすすめな時期、またそれ以外の時期でもどんな過ごし方があるのかについて紹介します。
フランスの最適な季節と理由について
世界中から観光客が訪れる人気の観光国フランス。
フランスには日本と同じく四季がありますが、季節によって過ごし方が変わってきます。
一年の中で最も観光するのに適したシーズンは5月から10月までです。
フランスは春を迎えると、夏に向けて日照時間が長くなっていきます。
5月になると21時ごろまで、6月から8月までは22時ごろまで外が明るいので、観光や街歩きには最適なシーズンとなります。
日本と異なり、遅い時間まで明るいので街歩きを楽しんでいると、「えっ?もうこんな時間?」と気付くこともあります。
日が早く沈む冬より、旅行中の貴重な時間を有意義に過ごすことができますよ。
また、乾燥してからっとした気候なので、日本の夏のような蒸し暑さはなく、夏でも快適に過ごすことができます。
ただし朝晩は空気がひんやりしている時もあるので、薄手のカーディガンなど羽織るものがあれば便利です。
わかってはいるものの、『ま、いいか・・・』てな感じで持って行かなかった時には・・・・『やっぱり朝は寒~い!』なんて事になりかねません(・_・;)
そうならない為にも薄手のカーディガンはホント、必需品ですよ!
また毎年5月の第3土曜日にはLA NUIT DES MUSEESというナイトミュージアムを楽しむことができます。
この日の夜はルーブル美術館など主要な美術館が無料で開放され、夜の美術館に無料で入場することができます。
5月にフランス旅行を計画するのであれば訪れてみてはいかがでしょうか。
夜のルーブル美術館はライトアップされていて、日中では見られない雰囲気を味わうことが出来ますし、絶対おすすめですよ~!
フランスの街から人が消える?夏のバカンスシーズンの過ごし方
フランス人にとって大切なのが、夏のバカンスシーズンです。
フランスでは7月から8月にかけて4週間ぐらいまとめて夏休みをとる人が多く、こぞってフランスの海へ出かけます。
一年中人が多く行きかうパリ。
夏の間、パリに住んでいる人はみんなパリの外へ出かけるので、他のシーズンに比べて街中の人は少なくなります。
人で溢れているといった状況じゃなくなるので、そういった時期は比較的過ごしやすいかもしれませんね。
毎年7月14日にはパリでフランスの革命記念日の一大イベントが開催され、午前中はシャンゼリゼ通りで軍事パレードが始まります。
そのうち上空では航空ショーが始まります。
フランス国旗の色、青・白・赤色の煙を出しながら空を舞うので、フランスらしい演出を見ることが出来ますよ!
夜は、パリをはじめとして各街で花火が上がり、記念日の夜を締めくくります。
この日にパリに滞在中であれば、ぜひ見学してみてください!
ただし、この日は人の出が多いので盗難など身の周りには気をつけながら出向いてくださいね。
それからフランスの夏のリゾート地といえばニース!
ニースは青く、美しい地中海に面した観光都市で、一年を通して過ごしやすい場所です。
中でも夏は晴れている日が多く、ビーチへのお出かけや観光にはもってこいの季節ですよ!
美しいビーチで有名なニースですが、旧市街の街歩きを楽しんだり美術館巡りもできます。
旅行といえば時間がもったいないからと観光やショッピングなど忙しく過ごしがちですが、フランス人の旅行中のスタイルはゆっくり・のんびり・リラックスのスタイルです。
パリでの観光もよいですが、夏の休みには海が美しい街ニースにてフランス人のようにゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
ホント、おすすめですよ~!
フランスの寒い冬の時期はキラキラのクリスマスマーケットへ!
フランスの冬は17時頃に日が沈み、寒く曇りがちな天気が続きます。
そこでおすすめしたいのがキラキラしたイルミネーションがきれいなクリスマスマーケット。
フランスではマルシェ・ド・ノエルと言います。
パリでも開かれるのですが、おすすめしたいのがパリから高速列車を利用して約2時間で行けるストラスブールのマルシェ・ド・ノエル。
フランスでは最も有名で、古くから開かれているマーケットで、例年11月末からクリスマスまでの期間に開催されます。
広場には大きなモミの木のクリスマスツリーが飾られ、夕方になると美しいイルミネーションを見ることができます。
こちら、ストラスブールのクリスマス市に去年訪れた時の画像です。⬇
ツリー以外にも、街中のお店やデパートがクリスマス仕様にデコレーションされるので、昼はかわいく夜はロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。(*´ω`*)
市場では小さな店が立ち並び、クリスマスの装飾品や焼き菓子を売っている店やクレープ・ワッフルを焼いてくれる店があります。
中でもおすすめしたいのが寒いフランスの冬ならではの飲み物「ヴァン・ショー」。
「ヴァン・ショー」とはホットワインのことで、赤ワインと白ワインの両方があります。
フルーツやスパイスの風味があり、飲むとたちまち体がポカポカしてきます。
ワインが苦手であればオレンジやレモンなどのホットジュースもありますよ!(^.^)
冬にフランス旅行を計画するのであれば、ぜひこの11月末から12月のクリスマスシーズンをおすすめします。
ただしストラスブールの冬はとても寒いので、厚手のコートにマフラー・手袋を着用してしっかり防寒しておでかけください。
半端じゃない寒さなので、そこは抜かり無く。。。(笑)
他のシーズンにはない、ロマンチックできらびやかなフランスのクリスマスをぜひ楽しんでくださいね。
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